育成会って
育成会員の皆さん、こんにちは、日々大変ご苦労様です。と申し上げたいのですが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の流行で、育成会行事がことごとく中止になりました。本部の私の所にも、いくつも問い合わせがありました。「本部の行事計画を教えてください。」、「私たちはこれから、なにを行えば、いいんだろう。育成会長に選ばれたけれど!」等々、大変悩ましい一年でしたね。生活様式も少し変化もありました。でも、負けてはいられません。前向きにならねば、こどもたちは、成長が速いです。親が子どもに構って挙げられる時間はとても少ないのです。子ども会活動は「社会性や協調性・自主性・創造性」など、社会へとはばたく適応能力を養う大事な活動です。それを支援するのが育成会です。
ある育成会員のコラムを紹介します。インターネットより(育成会って)テーマ
PTAと違い、育成会は住んでいる自治会ごとにあります。近所のおじさん、おばさん(必ずしも自分の子どもが小学校に通わせていない)が中心になって行事をすると思えば分かりやすいでしょう。例えば全国どこの地域にも一番メジャーなのはお祭りではないでしょうか?お神輿を担いだり、太鼓を叩いたりとか、そういったときに出てくるのが育成会です。
その他にも、群馬の場合育成会が一番貢献しているのは間違いなくかるた大会です。群馬県人なら誰でも知っている。そう上毛かるたですよ。群馬県に住んであたりまえなのが、誰もが上毛かるたの読み札をつぶやけるということですね。子どものころに暗記させられたものは年をとっても忘れませんからねえ。素晴らしい文化です。 さて、育成会に入会して一年経った我が家が感じるメリット・デメリットを紹介したいと思います。
育成会のメリット
- 子ども・保護者共に、異学年の子どもや保護者と仲良くなれます。子どもは知り合いが増えるから学校に行くのが楽しくなるでしょう。意外にもこれは大事なことですね。親にしてみても行事で学校に出向く際、事前に知り合いの保護者がいることは小学校に溶け込んだ感があり精神的に良いと思います。学校のこと先生ことなど情報をもらえることもあります。
- 地域の人と仲良くなれます。〇〇市では、各地区で町民運動会というイベントがあります。会話が増え地域に溶け込めることは他県から引っ越してきた我が家には、うれしいことです。うちの場合ですが、昨年長男が「カブト虫を捕りに行きたい!」駄々をこねたのです。しかし、ネットを探してもどこにカブト虫がいるかよくわからないのですよ。○○山のこの辺~みたいなのは書いてあるのですが分かりづらいですね。地域の人でしか知らない細かな情報はやはり子育て先輩達からじかに調達するのが手っ取り早いです。
育成会のデメリット
- イベントで土日が潰れる。運動会やかるた大会などこれだけは避けて通れませんね。
- 平日の夜、練習があります。上毛かるたの練習が数回、平日の夜ありました。夕ご飯の準備、宿題、明日の準備、他の兄弟の世話など親子でタイムマネージメントが必要ですね。
- 何年かに一度は役員をやることになります。他の会員へ連絡パイプ役、会費の管理など。プライベートの空き時間でこれをこなすことになります。
以上のようにデメリットもあるし無駄と考える人もいるかもしれません。けれど引っ越してきた我が家の感想としては、育成会に入会して良かったと思います。成長する我が子と出来るだけ多くの時間を共有すること。子どもの成長は本当に早いのです。
小学校は今までの保育園・幼稚園とは違う新しいコミュニティ。親子が楽しく生き抜くために、育成会はかなり有効なツールだとおもいますよ。○○パパは育成会を応援していますよ。
以上、○○パパのコラムでした。おっしゃるように、育成会には不思議な魅力があります。子どもは、生まれてから社会とのつながりが出来ます。学校に入学するまではお父さんお母さん達に大切に育てられ、学校に入ると、友達(仲間)ができます。友達と遊び、遊びの中で学び、自我に目覚めていくとても大事な時期です。○○パパと共に子どもとの関わりを大事にして下さい。人生の中のとても短い時間ですよ。子ども達が社会にはばたく日まで生きる力を育んでください。